2013/11/25

第2回富士山マラソン

11/24(日)に第2回富士山マラソンに出走してきました。
世界文化遺産に登録されて初めての大会で、16,000人が参加してました。

スタートは9:00ですが、大会当日はとても冷え込み気温は1℃。トイレと荷物預かり所がとても混雑し、寒い中行列に並ぶハメになりました。
両方の行列に並び用を済ますと、スタート地点も人でぎっしり。このため、スタート地点のはるか後方でスタンバイ。
次回からは、なるべく家や宿、道中で用を済ませて現地へ向かった方が良いですね。 良い教訓となりました。

レースでは河口湖をグルりと廻るコース。河口湖は紅葉のピーク、かつ富士山もよく見える絶景の中を走るので、景色を楽しみながら走ることができました。また、スタートして間もなく、陽も照ってきたため、ちょうどよいコンディションの中で走ることができました。
15km地点までスタートで出遅れた分、渋滞に会い、自分のペースで走ることができませんでした。 一番元気な時間帯でここのタイム・ロスは勿体無いですが、大きい大会なら仕方ないよねと思うばかりです。しかし、レース後に妻が自分がスタート地点に出遅れたのが悪いとバッサリ。その通りでございます。
このレースの山場は何と言っても中間地点を越えてすぐの山登りだと思ってます。距離は長くはないのですが、傾斜があり、走って上るには大変です。私もほぼ競歩でした。
30kmの手前で、持参していたエネルギーゼリーも無くなり、自身もガス欠を感じ始めました。そんな時、給水所のカット・バナナって本当に助かります。昨年の千歳JALでは、チョコパンを食べて口の中がパッサパサになり大失敗だったので、他の食べ物には一切目が行きませんでした。以降の給水所ではエネルギー切れを恐れ、カット・バナナを食べまりました。
30km~33Km地点の道には、まだ陽が照っていないせいか、地面が凍結していて危なかったです。 実際に滑った方もいらっしゃったようです。その方は大事には至らなかったようで、良かったです。
終盤、残り5kmがとにかく辛かったです。太ももの裏と、ふくらはぎがパンパンで足が前に出ず苦しい状態で、何度ももう歩こうかなと考えたのですが、沿道で応援してくださる方々のおかげで、たくさんの元気をいただきました。ゴール地点には、妻と娘が待っていることもあり、必死で走り続けました。ラスト1kmでこれで終わりなんだと気が楽になりました。最後、応援してくれていた妻と娘に手を振りながら無事ゴール。
総括すると、やっぱりマラソンは楽しいです。一回のレースの中で様々な感動がありますね。次回はもっともっと精進して、タイムをより縮めたいです。

記録:


反省:
  • 絶対的な練習不足。3時間30分が目標だったのですが、遠く及ばず。太ももとふくらはぎの張りはフルマラソンを走るだけの筋力が足りていなかったのだと実感しました。次回の大会では、毎日走り込むつもりで出直してきます。
  • ゲストで有森裕子さんがいらっしゃたのですが、トイレと荷物預かり所の行列待ちのため、声は聞こえるものの、姿は見えず。あー、一目見たかったなぁ。。。
  • 帰り道は土日で紅葉を観に来られた方とバッティングし、大渋滞。家に着いたのが22時で娘もグッタリ。ごめんなさい、次の日休暇を取っていたのだから、もう一泊計画しとけばよかった。

2013/11/10

LAC vs MIA on November 7 , 2013

11/05のBKN戦後、BOS、CHIに続けて負けた結果、0勝6敗とタンク街道まっしぐらのUTAとは逆に、優勝候補チーム同士のLAC vs MIAの試合がBSで放送されたため、観戦しました。
オフにRedickとDudleyを加え、更にVDNに変わりDoc Riversを新HCとして迎え入れたLACがどのようなチームとなったのか、そしてMIA相手にどう戦っていくか、とっても興味があったので記事にしてまとめてみます。

観戦ポイント:
  1. MIAの最凶ウィング・コンビ(Wade , LeBron)に対するLACのディフェンス
  2. MIAのP&Rに対するハード・ヘッジをCP3がどう対処するか
  3. クラッチ・タイムはCP3頼りのLACのオフェンスをRivers HCはどう改善するのか
  4. Redick vs Ray様のイケメン・シューター対決
  5. Beasleyの出番はあるのか
総括:

前半はLACがMIAのお株を奪うディフェンスからのトランジション・オフェンスでMIAを苦しめ、60%と高いFG%を記録したMIAに対してリードを奪います。オフェンスではLACがRedick、MIAがRay様とイケメン・シューター陣が活躍していました。
後半になると、MIAのプレッシャー・ディフェンスのギアがあがりLACの得点を抑え、オフェンスではWadeがキレッキレのパフォーマンスで逆転し、一気に11点差まで突き放します。終盤、LACはCrawfordとGriffinが踏ん張り差を5点まで詰めますが、そこでゲーム終了となりました。
MIAはFast Break Pointsこそ4ptsでしたが、53.5%と試合全体を通して高いFG%を記録しました。キレッキレのWadeは29pts(FGM-A:13/22、FTM-A:3/4)の活躍で後半のMIAオフェンスを引っ張りました。また3Q終盤、LACの流れを断ち切ったBattierの連続チャージング奪取もお見事でした。LACは新加入のDudleyとMullensが連携ミスからバット・パスを連発し、無駄なTOが多かったのはいただけない。




感想:
  1. Barnesが欠場で優秀なディフェンダーのいないLACは、Wade , LeBronのディフェンスには手を焼きました。ただし、上述の通りMIAのFast Break Pointsはたった4ptsなので、その点はよく守ったのではないかと思います。
     
    • 基本的にLeBronにはDudley、終盤はGfiffinがマッチアップしていて、外はやられてもいいから中ではやらせないように間を空けて守っていました。LeBronのアウトサイド・シュートがそこまで入らなかったので、結果的にこの作戦は成功したと思います。しかし、Dudleyがベンチの時にGreenがLeBronをマークしたのですが、高さの差から間を詰めてディフェンスした結果、LeBronにかなりやられてしまいました。3Q終盤、LeBronの連続ptsでMIAが逆転した時もGreenがマークしていました。
       
    • 今日のWadeは相手が誰であろうと止められなかったのではないかと思うくらい好調で、ミドルレンジからよく決めていました。基本Redickがマッチアップしていましたが、そこまで悪くなかったと思います。
       
  2. CP3はMIAのハード・ヘッジに対して、P&RのスクリーナーのマークマンをBoshやHaslemよりもヘッジの上手くないAndersenとなるようにスクリーナーを動かし、Andersenに対して勝負を仕掛けていました。しかし、後半になってMIAのディフェンスのギアが上がると、CP3のサイドP&Rが何度もWチームで潰されていました。(Chalmers/Cole)と(Bosh/Haslem)のペアは本当にディフェンスの間合いやWチームを仕掛けるタイミングが絶妙で、前半9astだったCP3が後半はたった3astに終わったのは、相当苦しめられた証拠でしょう。
     
  3. そもそもシーズンが始まって6試合目で改善を求めたのは間違いでした。新加入メンバーの連携ミスが目立ったりと、まだまだ戦術面外でも課題は多そうです。PlayOffが近づく頃に、再度改善されているか確認したいと思います。
     
  4. RedickとRay様の二人とも素晴らしい活躍でした。二人ともペイントにドライブしてからの華麗なレイアップで魅了していました。特にRay様のJordanをかわしたあのWクラッチには痺れました。このお方、本当に38歳なのでしょうか。
     
  5. Beasleyの出番はありませんでした。う~ん、この。

2013/11/08

RS #4 : @ BKN on November 5, 2013

遂に始まった 2013 - 2014 シーズン。UTAは4試合目にアウェイでBKNと対戦しました。
試合前の時点でUTAは0勝3敗とフルタンク・モードのチームにふさわしい負けっぷりを発揮しています。
  • RS #1 : vs OKC => L 101 - 98 (BoxScore)
  • RS #2 : @ PHX => L 87 - 84 (BoxScore)
  • RS #3 : vs HOU => L 104 - 93 (BoxScore)
オフにPierce、KG、Jason Terryを加え、既存のDeron、JJ、Lopez兄と共にMIAやNYKに匹敵するスター軍団となったBKNに対して、若手中心のUTAは一度のリードも奪うことなく完敗を喫しました。
  • RS #4 : @ BKN => L 104 - 93 (BoxScore)



(感想)
  • Lopez兄の凄まじいパフォーマンス(27pts、FGM-A:11/13、FTM-A:7/9)は本人を褒めるべきなのでしょうが、UTAの適応力の無さも理由の一つではないでしょうか。前半あれだけLopezへボールを集めてたのだから、インサイドのヘルプを素早く収縮させたり、ダブル・チームを仕掛けたりできたと思います。しかし、ダブル・チームを仕掛けたのは点差が開きほぼガベージ・タイムと化した後半からでした。
  • BKNに何度もノーマークを作られてしまうディフェンスのローテーションの拙さも気がかりです。シーズンが進むにつれ改善されることを願います。
  • Burke以外にもEvans、Marvin、Biedrinsは怪我のため、出場はありませんでした。Rushも膝を怪我しているとのことでしたが試合には出ていました。ただし、この試合のRushは最悪でした。怪我の影響かどうか判りませんが、ボールが手に付いておらず、キャッチミスを連発。記録上は2TOですが、もっと多いイメージです。
    また、EvansとBiedrinsが出場していないことによって、インサイドの控えがGobertしかいません。このため、UTAの2ndユニットではRushやHarrisがPFポジションでした。BKNの2ndユニットでは、BlatcheやEvansがいるため、このマッチアップでも好き放題にやられていました。
  • BKNのようなサイズで優位なチームを相手にする場合、オフェンスでもディフェンスでも平面の勝負になるかと思いますが、UTAの平面のディフェンスはプレッシャー がほとんどかかっておらず、平面においてもBKNに負けているようにも思えました。
  • UTAはオフェンスにおいて自身でシュートをクリエイトできるのがHayward、Kanter、Burksの3人のようで、1on1やポストアップなどのとっても単調の得点パターンがほとんどで、セット・オフェンスらしきオフェンスはありませんでした。
    3人の内、Haywardの負担が大きく出場時間も多いので、この先怪我がないことを願うばかりです。
  • Tinsleyの3ptsが全く決まらず、Deronに間を空けられていました。なんとか1本決めますが(3PM-A:1/5)、ほぼ全ての局面でフリーの状態でしたので、もっと決めてほしいです。
    一方、Clarkの3pts(3PM-A:1/2)は安定感があり、期待できそうです。
  • Kanterはこの試合前、NOPのAnthony Davisと並び、OREBが平均6.0本とよく取っており、この試合でもサイズはあるけどリバウンドは強くないLopez相手にOREBを量産していました。OREBからセカンド・チャンスで得点してくれるKanterはとにかく頼もしい。
  • しかし、ポストアップからのアウトレット・パスはまだまだ改善の余地があります。ポストアップからボールをもらったKanterですが、ダブル・チームを引き連れてアウトサイドにパスを出しますが、出すパスが悪く、ボールマンがシュートを放つ前にディフェンスのチェックが間に合ってしまっていました。パスがきれいに通ると、シューター陣も楽にシュートを打て るのではないかと思います。
(P.S.)

2013/10/22

Trey Burke finger injury and Derrick Favors agrees to four-year extension



Burkeがプレ・シーズンのLAC戦で右手人差し指を負傷しました。復帰には8-12週ほどかかるようです。この怪我によって新人王争いから外れてしまうのでしょうか。


Burke本人のTweetです。シーズン開幕にBurkeの姿が観れないのは残念ですが、怪我してしまったものは仕方ありません。しっかりと治して、復帰後に思う存分、暴れてください。


2013/09/09

Personal note : player information

久しぶりの投稿です。
Ian Clarkの加入以降、ロスターに変更はありません。しかし、 UTAに関連せずとも個人的に気になった残念なニュースがいくつかあったため、今更ではありますがそちらをメモしておきます。

  • Allen Iverson 引退(SI.com より)
    "The Answer"ことIversonが現役引退を表明しました。PHIで2001年にFinal進出を果たし、シーズンMVPや得点王、オールスターMVPと輝かしい功績を残したIversonですが、DENへ移籍してからは結果を出せず、その後パフォーマンスも落ちDET→MEM→PHIとチームを渡り歩きNBAを去ってしまいました。
    2001年のLALとのFinalでは初戦しか勝てませんでしたが、あの試合は今でも鮮明に覚えています。Tyronn LueのDFに苦しめられましたが、彼を振り切ってのジャンパーはメチャクチャかっこよかった。"大事なのは身体の大きさじゃない。ハートの大きさなんだ!"の名言には痺れました。当時NHK解説者の北原憲彦氏がPHIの試合の度に口されてました。北原氏はこういうの、お好きなんですよね。
     
  • Tracy McGrady NBA引退(YAHOO! Sportsより)
    Vince Carterの従兄弟こと、T-MacがNBA引退を表明しました。NBA以外のリーグでは今後も現役を続けられるようです。TOR→ORLと移り、チームの中心となったことで一気にその才能を開花させ得点王の常連になったT-MacのハイライトはやはりHOU vs SASで見せた残り35秒からの13連続得点でしょう。個人的には 2013 PlayOff からSASに加入した後に優勝してほしかったのですが、惜しくもMIAに敗れてしまいました。しかし、元スーパースターであっても、スターターでなくても、出場時間が短くても、それでもチームのために懸命に貢献しようとする彼の姿に私はとっても感動しました。

(ちょこっと感想)
Jason KiddやIverson、T-Macと2000年代前半にNBAを引っ張ってきたスーパースターがどんどん引退していき、時の流れの早さを感じて寂しく思います。しかし、まだ Kobe Bryant、Tim Duncan、KG、Paul Pierce、Ray Allen、Dirk Nowitzki、Jermaine O'Neal、Steve Nash、Vince Carter と、まだ現役のオジサン選手達がいます。彼らの姿を少しでも長くNBAで観てみたい。彼らの活躍を見て元気をもらいたい。そのために、一生懸命応援したい私でした。

  • Lamer Odom 逮捕(Desert News より)
    上二つとは異なった意味で残念です。高速道路で蛇行運転をしていて警察に捕まりました。他にも薬物の疑いや、行方不明で注目を浴びています。
     
  • Michael Beasley 解雇(HoopsHype より)
    またもや薬物を使用したとして逮捕されたBeaslyがPHXを解雇されました。繰り返される問題に更生は無理だろうと思われますが、なんとMIAが彼との契約を検討中のようです。あの3-Kingsがいるため、好き勝手はできないと思いますし、役割がLewisと被っている気もしますがどうするのでしょうね。

2013/08/11

2013 - 2014 season schedule

掲題の通り、2013 - 2014 シーズンのスケジュールが発表されているので、載せておきます。
TVの放送は計5回ということからも、絶賛再建中のUTAが注目されていないことがわかります。目先の勝利よりも個人や、チームの成長が優先しているので特に構わないのですが、リーグ・パスと契約しないと数試合しか観戦できなくなるのかと思うと、ファンとしてはツライ。毎月ちょっとずつ少ないお小遣いから捻出して、リーグ・パスと契約しようか検討中です。

[2013 - 2014 Utah Jazz Schedule]
























[NBA travel miles for 2013 - 2014 season]
























スケジュール一覧は、プレシーズン分も含まれてます。序盤にいきなりEASTのチームとアウェイ4連戦(内、Back-to-Backが2回)があります。また、12月と3月にもアウェイ5連戦(それぞれ、Back-to-Backが1回と2回)があります。それなりに連戦もあれば山場もありますが、負けられない戦いがあるわけではありません。個人的に次シーズンは勝数は意識せずに試合を楽しみたいと思います。
移動距離の表を見るとEASTのチームが比較的移動距離が短いように見えますが、これは地理的な問題なのでしょう。WEST - EAST の境界って単純にアメリカ本土の半分に区切る線ってわけではないですし。


(P.S.)
Mo Williams がPORと2年、$5.6Mで契約しました。あれだけ「スターターじゃないと嫌だ!」と言っていた割にLillardがいるPORと契約したのは、PORのフロントと親交があったからだそうです。PORでは6thマンの役割を受け入れたそうで、前シーズン層の薄かったPORのベンチ陣に、Moが加わることで厚みがかなり増したように思えます。LillardとMoが併用されることもあるでしょう。たった一年でしたが、UTAのPGとしてがんばってくれたことを感謝してます。 さようなら。


2013/07/25

Las Vegas summer league MVP Ian Clark signs with the Jazz

GSWへトレードで移籍したKevin Murphyがウェイブされました。薄々そうなる予感はしてまして、NBAの世界は厳しいものだと改めて思い知らされます。ただし、チャンスを掴めなかった者もいれば、その裏ではチャンスを掴む者もいます。Las Vegasで開催されたサマー・リーグでMVP受賞したIan ClarkがUTAと契約しました。(The Salt Lake Tribune より)
(※)契約の詳細は正式に決まり次第、こちらに載せます。⇒2年契約。1年目:$490,180、2年目(TeamOption)$816,482
各サイトから情報を集めたので、(お馴染のメモも兼ねて)簡単にご紹介。

Player Profile
  • Birth Date : March 17, 1991
  • Hometown : Memphis, TN
  • Position : SG
  • Height : 6' 3''
  • Weight : 175 pounds

Belmont大学出身でNCAAにも参加し、2012 - 2013 シーズンでは18.2ppgを記録しています。3pts成功率はなんと45.9%!!
彼はドラフトではどのチームからも指名されませんでした。Las Vegasで開催されたサマー・リーグではGSWのメンバーとしてプレイし、トーナメントを勝ち抜き、決勝では33ptsの活躍で優勝に貢献しました。
決勝の vs PHX とのハイライト動画がこちら。



Kevin Martinのような低いけど早いリリースですが、高確率で決まっています。このサマー・リーグでも45%の3pts成功率を記録しています。良いシューターですが、SGのポジションの割りにサイズがなく、また線も細いのがネック。スポットアップ・シューターとしてであれば、かなり戦力となる選手だと思いますが、果たしてNBAでどこまで通用するのでしょうか?
個人的にはBurksとのバックコート・コンビだと相性が良いのではないかと考えています。

彼のエージェントであるBill Duffy氏曰く、UTAの他にGSW、POR、BOS、MIAの4チームがClark獲得に興味を示していたようです。そんな中、UTAを選んでくれたのは嬉しい。(UTAの薄っすらしたアウトサイド事情をよくわかっていらっしゃる)
さて、Clarkが加わったことで現時点でのロスターを整理してみます。
(※)新加入選手は青字、未サインの選手は赤字で表記
  • PG : Trey Burke / (Raul Neto) / (John Lucas)
  • SG : Alec Burks / (Jerel McNeal) / (Brandon Rush) / (Ian Clark)
  • SF : Gordon Hayward /(Marvin Williams) / (Richard Jefferson)
  • PF : Derrick Favors / (Jeremy Evans) / (Andris Biedrins)
  • C   : Enes Kanter / (Rudy Gobert
現在13名であと2人追加する必要がありますが、誰を獲得するのでしょうか。まだまだオフの楽しみは残っているようです。

2013/07/21

Raul Neto returns to his Spanish team instead of NBA next season

UTAの話題を二つ、メモも兼ねてご紹介。
  1. Netoが2013 - 2014 シーズンはNBAでプレイすることはなくなりました。

    現在、スペイン・リーグの「Lagun Aro GBC」の契約下にあるNetoですが、今年もそのチームでプレイすることになりそうです。(The Salt Lake Tribune より)
    当件に対するNetoのコメントはこちらです。
    "Playing in the NBA is a dream I want to make happen. I think I've taken the first step, but I cannot be in a hurry, I have to wait for the right moment."
    本人は、一年間NBAでプレイできないことに対して焦った様子は見せておらず、冷静に考えるようにしているようです。来年、UTAと合流するのを楽しみに待ってます。
    先日、John Lucas Ⅲと契約し、欲していた第3PGの穴を埋めたUTAですが、Netoが次シーズンはプレイできないため、PGをもう一人調達する必要がでてきました。 Welcome Tinsley!!! という私の個人的な想いはさておき、今後どうするのでしょうね?

    そういえば、ルーキーの中でNetoだけどんな選手か確認しておりませんでした。よって、スペイン・リーグでNetoが所属しているチーム「Lagun Aro GBC」のNeto中心の動画を見つけましたので、ご紹介。



  2. スカウトのBrad Jones氏がACに就任しました。(Desert News より)

    前ACだったJeff Hornacek氏(現PHXのHC)が抜けたため、Jones氏がACに抜擢されました。Sydney Lowe氏、Michael Sanders氏(どちらもAC)と一緒にTyrone Corbin HCのサポートをしてくださいます。
    これを受けてCorbin HCのコメントがこちら。
    "I am very pleased with the basketball staff we have assembled, Brad is a talented, well-respected coach with a proven track-record of success who earned this promotion. I look forward to working with him more closely in his new, expanded role."
    また、スカウトではJones氏がACに就任したため、代わりにAlex Jensen氏(元Utah大学)が抜擢されました。現スカウトのJohnnie Bryant氏とともに担当します。フロント側の補強も整ったようで良かったです。

    ちなみに以前の投稿でもご紹介しましたが、Jerry Sloan氏も"Senior Basketball Adviser"に就任した他に、Karl Malone氏はビッグマンのコーチをしています。なるほど。
    (参考記事のおかげで、これまで意識していなかったUTAのフロント情報がかなり整理できました。とっても助かります。)

2013/07/16

John Lucas Ⅲ signs with the Jazz

Burke、Neto(未サイン)とは別に第3のPGを探していたUTAは、TORでFAとなっていたJohn Lucas Ⅲと契約しました。(Desert News より)
(※)契約の詳細は明らかになっていません。2年、$3.2Mで契約
Lucasは31歳のベテランPGで、サイズは5' 11' と小さい方ですが、爆発力があります。 2011 - 2012シーズンに遡りますが、当時CHIで怪我のRoseのバックアップを務めていたLucasはMIA戦で24ptsと爆発し、チームを勝利に導いたことがあります。動画がありますのでご紹介。


このような活躍をUTAでもしてくれたらとっても頼もしい。ベンチからチームに爆発力をもたらせてくれることを期待しています。


(P.S.)
ORLで開催されたサマー・リーグにてイマイチ結果がでなかったBurke。サマー・リーグだけで全て判断するのは焦燥ではありますが、Burkeの成績は、歴代のサマー・リーグに参加したドラフトTOP指名のルーキーPGと比べるとかなり物足りないので心配です。
(SLC Dunk より)
  •  FG%:24.1%(3pts:5.3%)/RPG:3.5/APG:4.0/SPG:0.2/PPG:8.8
環境が変わっていきなり実力を出すのは難しいとも思います。NetoやLucasにスターターの座を奪われないように、開幕までにしっかりとアピールして欲しいですね。
また、GMのDennis Lindsey氏曰く、未だFA市場に残っているMoや、Tinsleyと契約する気はないようです。Moは早い段階でスターターじゃないと嫌だと言っていたそうですが、TinsleyはBurkeのメンターも喜んで引き受ける姿勢だっただけに残念です。

2013/07/10

Raja Bell and Randy Foye to leave

Orlandで開催されているサマー・リーグで盛り上がっている中、FAとなっていたBell(←すっかり存在を忘れていました。)とFoyeがチームを離れることになりました。
Bellはともかく、3ptsを高確率で決めれるFoyeがチームを去ったことで、ますますUTAにアウトサイドからの脅威が薄れていきます。
  • BellがNYKと契約合意(Desert News より)

    2011 - 2012 シーズンを平均6.4pts、3pts成功率39.1%を記録したBellですが、Tyrone Corbin HCに不満を募らせ、次の2012 - 2013 シーズンではゲームに出ませんでした。Corbin HCは次シーズンでも指揮を取る予定ですので、ゲームに出ない選手を確保しても仕方ないでしょう。なお、契約金がいくらかは不明。(NYKはBellと契約ができる空きがあるのでしょうか?)
  • サイン・アンド・トレードでFoye(3年、$9M)がDENへ(The Salt Lake Tribune より)

    前回の投稿にて、Murphyを絡めた不釣合いなトレードがありましたが、それの追加情報のようです。GSW、DENを絡めたサイン・アンド・トレードでFoyeがシューターを欲しがっていたDENへ移ります。これらの動きの結果、各チームが獲得したものは以下になります。

    • UTA <- Richard Jefferson, Andris Biedrins, Brandon Rush, 2014/2017 Draft 1st Round pick(from GSW), 2016/2017 Draft 2nd Round pick(from GSW), 2018 Draft 2nd Round pick(from DEN)
    • GSW <- Andre Iguodala, Kevin Murphy
    • DEN <- Randy Foye, 2018 Draft 2nd Round pick 

2012 - 2013 シーズンをUTAでプレイし、FAとなってまだ進路が決まっていない選手は、残るはMoとTinsleyのみとなりました。また、2013 - 2014 シーズンのサラリー・キャップが正式に公表されました。


UTAのキャップ状況は現在$52M(Jerel McNealのサラリーは除く)です。残り$6Mのキャップ・スペースをどのように使うのでしょうか。楽しみです。

2013/07/07

Paul Millsap, DeMarre Carroll, Earl Watson and Kevin Murphy to leave

UTA関連情報の備忘録としてこのブログを始めましたが、記事をまとめるのはとっても大変。この時期は情報を追うだけで精一杯だったりしますが(娘の相手もしないといけませんし・・・)、せっかく始めたので、がんばってみます。
いくつかUTAに動きがありましたので、それぞれご紹介。

  1. Millsap(2年、$19M)、Carroll(2年、$5M)がATLと契約合意(Desert News より)

    なんか私が残留して欲しい選手が次々と他チームと契約していきます。私はMillsapがとってもお気に入り。UTA生え抜きの選手というのも理由の一つなのですが、私は低身長インサイド・プレーヤーが大好物なのです。2巡目指名の期待を見事に良い意味で裏切り、長年UTAのインサイドを支えてくれました。Boozerが去ってからはスターターに定着し、プレイ・タイムを得て他チームのサイズのある選手にも負けないところを見せてくれました。ATLではCarrollと一緒に活躍してくれることを願ってます。(契約が終わったらUTAに戻ってきてね)

  2. Kevin Murphy(1年、$0.8M/Team Option)とトレードでRichard Jefferson(1年、$11M)、Andris Biedrins(1年、$9M)、Brandon Rush(1年、$4M)が加入(The Slat Lake Tribune より)

    よくわからないこのトレード。MurphyとGSWの3人では全く釣り合っていません。サラリーがフルタンク状態のGSWがAndre Iguodalaと契約するために、キャップ・スペースを空けようとトレードを持ちかけたところ、キャップ・スペースを埋めたがっていたUTAと話が成立したというところでしょう。2014年、2017年のGSWのドラフト1巡目指名権までも得たという話ですから、この辺りはさすがDennis Lindsey氏。新加入の3人は契約期間が残り1年ですし、Tyrone Corbin HCの構想にも入っていないでしょう。

  3. Earl Watson(1年 $1.4M)がPORと契約合意(Desert News より)

    UTAは現在、ドラフトでBurke、Netoを獲得したことで過剰なPGのFA選手を整理する必要がありましたが、まずはWatsonがチームを去りました。ディフェンスでは相手の早いPG相手だとついていくのが大変そうでしたが、ゲームに出れば短いプレイ・タイムでも着実にアシストを量産するのでとっても安心感がありました。さすがベテラン。WatsonはTwitterでこんなツイートをしてくれています。チームを去る選手がこのようなツイートをしてくれるのは本当に嬉しいですね。PORでもがんばってください。  
  4.  Trey Burke、Rudy Gobertと正式にサイン(Desert News より)

    Burkeは4年契約(3、4年目はTeam Option)です。1年目~2年目まで$2,032,300(give or take 20%)。最大で$4,987,320だそうです。(※)あまり自信がないため、間違っていたら訂正します。
    Gobertも同様に4年契約(3、4年目はTeam Option)です。1年目は$1,078,800、2年目は$1,127,400だそうです。
    また、ルーキーで唯一サインしていないNetoですが、現在スペイン・リーグのLagun Aro GBCというチームの契約下にあるため、未だサインできない状況のようです。
これら4つの動きによって、UTAのロスターにも変更が及びます。混乱しないように整理しておきます。(※)新加入選手は青字、未サインの選手は赤字で表記
  • PG : Trey Burke / (Raul Neto?)
  • SG : Alec Burks / (Jerel McNeal) / (Brandon Rush)
  • SF : Gordon Hayward /(Marvin Williams) / (Richard Jefferson)
  • PF : Derrick Favors / (Jeremy Evans) / (Andris Biedrins)
  • C   : Enes Kanter / (Rudy Gobert)

2013/07/05

Al Jefferson agrees to contract with the Bobcats

遂にAlがCHAと3年、$41Mで契約合意しました。(詳細はこちら)
これまでUTAを支えてくれていた彼の離脱はとっても淋しいけれど、本人が希望していた高額契約が結べそうで良かったです。新天地でもがんばってください。












 

2010 シーズン・オフにCHIへ移籍したCarlos Boozerや怪我のMehmet Okurの代わりにMINからやってきたAl。UTAへやってきたAlは「ようやく優勝を狙えるチームでプレイすることができる」と思ったことでしょう。

Alは2004年のドラフトでBOSに指名され入団。2004 - 2005 シーズンにBOSはPlayOffに出場しましたが、その次のシーズンでBOSは再建モードに突入。Alは2006 - 2007 シーズンからスターティングCとしてプレイ。レギュラー・シーズンの成績はイースト最下位だったものの、インサイドの得点源となるまで成長しました。

来シーズンでの活躍も期待できた矢先に、BOSはKGの獲得のため(Paul Pierce、Ray AllenとのBig3結成)にAlを含む計5名 + 将来の1巡目指名権 + キャッシュと一緒にMINへ放出します。放出されたMINはKGが抜けたことで一気に再建モードへ。AlがMINに在籍した2007 - 2008 シーズン~2009 - 2010 シーズンまでのレギュラー・シーズンでの勝ち星はそれぞれ、22勝、24勝、15勝ほどでした。MINではリーディング・スコアラーとして評価も上がってきたAlですが、ずっと勝てずにいました。

そんなAlは上述の通り、2010 シーズン・オフにUTAへやってきました。2009 - 2010 シーズンのUTAはDeron WilliamsとBoozerのコンビが柱となり、PlayOffではWCSFまで進出。ようやく強豪チームへと加わることができました。BoozerがCHIへ移籍しても、新加入のAlがその穴を埋め、UTAはまだまだ強豪として"Wild West"を代表するチームであり続けるだろうと、誰もが思ったことでしょう。
 しかし、2010 - 2011 シーズン前半に好調に勝ち星を積み上げてきたUTAですが、シーズン後半に差し掛かる前に不調のブレーキがかかります。これが差し金となったかどうかは知りませんが、DeronとHCであるJerry Sloan氏の仲が拗れてしまい、不運にもこれまで23年間、チームの指揮をとってきたSloan氏が辞任しました。これにより、Deronがチーム・フロントに対してSloan氏の辞任を要求したという話が広まり、チームは険悪なムードとなった結果、DeronをNJN(現BKN)へトレード。チームのHCと大黒柱を同時に失うことになりました。結果、暫定HCに当時ACだったTyrone Corbin氏(現UTAのHC)が就任しますが、その後のシーズン後半は黒星が先行し、PlayOffを逃してしまいます。2011 - 2012 シーズンではAlとMillsapを中心にチームをリメイク。レギュラー・シーズン8位でPlayOffに出場しますが、SAS相手にスイープされてしまいます。2012 - 2013 シーズンはPlayOffに出場できませんでした。

3シーズンUTAでプレイしたAlは苦しいチーム状況の中、本当によくやってくれました。以下は彼の3シーズン分の平均スタッツです。
"34.4 mpg, 18.5 ppg, 9.5 rpg, 2.0 apg, 1.6 bpg, and 0.8 spg"
ディフェンスでは拙いところもありますが、オフェンスとリバウンドでチームを引っ張ってくれました。ポストからのパターンは多彩で、ポンプ・フェイクやベビー・フック、ジャンプ・ショットにティア・ドロップまで放ちます。P&Rでは豪快なフィニッシュを決め、とってもエキサイティングな選手です。また、Kanterの良きメンターだったそうで、本人曰く「若いやつ(Knater)のプレイ改善のためにヘルプするのは当然のこと。上手く行けば、そいつが他の若いやつに同じことをするだろう。誰かがオレのためにそうしてくれたようにね。」 試合中でもロッカー・ルームでも頼もしい存在だったようです。
結果的に、これまでタイトル・コンテンダー・チームの一員として優勝争いに身を置くことは叶わなかったけれど、それでもめげないで献身的にチームのためにプレーした彼に賛辞を贈りたい。

NBAに入団してから9シーズンのAlの戦績は 282(勝) - 441(敗)です。今回、CHAとの契約合意となりましたが、CHAも勝てるチームではありませんし、2014年ドラフトで高順位指名権をGETするため、2013 - 2014シーズンも負けまくる予定との話。それでもCHAと契約合意したということはやはりサラリーに重きを置いたのでしょうが、それもプロの選択肢の一つだと思います。(もうちょっと待てばHowardを取り損ねたチームからのオファーもあったでしょうに。)プロとして優勝にこだわることと、ビジネスのためサラリーにこだわることのどっちに重きを置くかは非常に難しいところですし、本人の環境に寄るところもあります。ただ、後者の方が多数を占めている印象が強いのは、優勝することがそれだけ博打的な確率でしか成し得ないことなのでしょう。
彼はまだ28歳ですし、まだまだ先があります。いずれ、彼がタイトル・コンテンダー・チームの一員となり、優勝を経験できたらと願っています。それがUTAならとっても感動的ですね。 これからもひっそりと応援しようと思います。

2013/07/04

Kyle Korver re-signing with the Hawks












前回の投稿で、Korverが欲しいと書きましたが、ATLと再契約合意だそうです。う~ん、残念。
また、MayoはMILと契約合意と報じられました。Kirilenkoに関しては現時点で情報はありません。














これを受けて、Desert News の記事では、UTAはNYKのChris Copelandに狙いを定めていると書かれています。ウィングの補強は必須ですが、再契約するかもしれないCarrollと役割が被るんじゃないかと心配しています。Copelandと契約した場合は、Carrollとは再契約しないつもりなのでしょうか?また、同じチームにドレッドは二人も要りません!
しかし、Copelandに対してUTAはオファーを提示してはいないようです。また、UTA以外にも複数のチームが興味を示しています。今のところ有力なのがNYKとの再契約だそうです。

サラリー・キャップに空きがあるのは良いのですが、早い内にキャップを埋めておかないと、キャップを埋めるために必要のない契約を結んでしまう恐れがあります。そうなるのであれば、AlとMoは望みが薄いですが、既存選手との再契約の方がまだ良いでしょう。
FA交渉スタートから、余裕を持って状況を追っていましたが、いいなぁと思った選手がどんどん他チームと契約合意に至っていくので、 だんだん焦ってきました。まだ合意の段階で実契約も始まっていないし、私が焦っても仕方ないので、もう少し様子を見ようと思います。

(P.S.)
どこかのサイトにMillsapとのS&Tで、ORLのArron Afflalo(2年、$15M)、Glen Davis(2年、$13M)を獲得してはどうか?という案がありました。ウィングと、インサイドの補強が同時に行なえる素晴らしい案だと思います。二人とも残り2年ですし、悪くない。

As free agency opens, Jazz target veterans

7/1からFA交渉解禁となり、LACがCP3と再契約合意、Redick、Dudleyを獲得決定と、目まぐるしく動いている中、2012 - 2013 シーズンのスターターが、Ma.Williamsを除いてFAとなるUTAは今のところTinsleyが再契約するかもという話以外動きはありません。(今のLACは昔のケチケチ時代から考えたら、信じられないくらいアグレッシブだ。これぞCP3効果か。。)

そんなUTAのFA戦況を備忘録も兼ねて簡単にご紹介します。ちなみに、現時点でのUTAのロスター&サラリー状況(Burke、Gobert、Netoは除く)は下図の通りです。














現在、8名が契約下にあり、サラリー総額はおよそ$25.7M。サラリー・キャップは$58.5Mですから、ルーキー契約を含まずに計算すると$30M以上空きがあります。よって、かなり柔軟に動くことができます。
また、ドラフトを終えた今、UTAの各ポジションの中心選手は下記の通りです。※()内は控え選手
  • PG : Trey Burke / (Raul Neto)
  • SG : Alec Burks / (Jerel McNeal) / (Kevin Murphy)
  • SF : Gordon Hayward /(Marvin Williams)
  • PF : Derrick Favors / (Jeremy Evans)
  • C   : Enes Kanter / (Rudy Gobert)
UTA関連の情報収集でいつもお世話になっている The Salt Lake Tribune では、誰を狙っているかが書かれています。リンク先には、「Al、Millsap、Moは恐らく他チームとサインするだろう。」、「Foye、Carroll、Tinsleyは残留を希望している。」、「他チームならKyle Korver、Andrei Kirilenko、O.J.Mayoを狙っている。」と書かれています。 やはりウィングがやや薄いため、SG、SFを補強したいようです。

ここからは私の個人的な感想です。ウィングの補強は大賛成で、名前が挙がっているKorver、Kirilenko、Mayoといずれも喉から手が出るほど欲しい選手。特にチーム・バランス的にも理想なのが、元UTAであるKorverの加入。ドライブ型のBurksや、(多分)オール・ラウンドのHaywardがいるUTAのウィングにはピッタリだと思います。恐らく、Carrollとは再契約するでしょうからストッパー役は彼が担えます。PGのポジションはTinsley(、およびFoye)の再契約で落ち着くでしょう。
また、インサイド(PF、C)・ポジションでは、できればMillsapに再契約していただきたいと思います。Favorsが次シーズンからスターターとなるだろうと言われていますが、控えでもインサイドに厚みを持たせるためにMillsapは残留して欲しいです。チームもMillsapには残留して欲しいようです。


(P.S.)
  • 人名ですが、カタカナ表記は書くのは楽なのですが"正しい"読み方に苦労するため、これからは英語(アルファベット)表記に統一することにします。過去の投稿分は直しません。
  • KorverはBKNと契約合意するんじゃないかと心配していました。しかし、こちらのような報道もありますが、どこと契約するのでしょうか?→ Nets out of the running for Kyle Korver

2013/07/01

Sloan Rejoins Utah Jazz as Senior Basketball Adviser

私が当ブログを始めようと思ったきっかけの2つの内の1つが、Jerry Sloan氏のUTAへのカムバックです。私はUTAファンであり、彼がお気に入りのHCでした。そのSloan氏がUTAの"Senior Basketball Adviser"という職に就任されました。とっても嬉しい。(参考記事)
Sloan氏はUTAのHCとして、1988 - 2011 の23年間にも渡り指揮をとり、以下の素晴らしい功績を残しました。
  • Playoff 出場 19回
  • NBA Final 出場 2回 (1997, 1998)
  • 16年連続でシーズン勝ち越し、その内シーズン50勝以上が13回、更に60勝以上が3回
  • 2009/09/11 に "the Naismith Memorial Basketball Hall of Fame" に殿堂入り
NBA Final に出場した際にはストックトン&マローンの時代でした。その時は、MJ 率いるCHIに敗れ、Final制覇は叶いませんでした。ちょうどその頃からNBAを見始めた私は、当時CHIを応援していましたが、UTAの憎らしいくらいの渋とさに最期の方は完全に魅了されてしまいました。(ブライアン・ラッセルとか若かったドニエル・マーシャルとか本当に憎らしかったですね。後ほど大好きになりましたが・・・)勿論、Sloan氏も大好きになりました。2011年に惜しくもチームを去ってしまいましたが、他のチームでHCの話が浮上していた中で、またこうしてUTAに戻ってきてくれたことを、私はとっても嬉しく思います。

さて、今回Sloan氏は"Senior Basketball Adviser"に就任しましたが、その役割とは以下の通りです。
  • サマー・リーグ/トレーニング・キャンプ/ワークアウトにて選手を評価
  • プロ、およびカレッジ選手のスカウト
  • 練習視察
  • 毎年恒例の予備校や大学のコーチ・クリニックにホストとして参加
球団社長のRandy Rigby氏のコメントです。
“The basketball knowledge and experience that Jerry brings is invaluable, and his insights will help in our pursuit of becoming a championship-caliber team”

次に、現UTAのHCであるTyrone Corbin氏のコメントです。
“I am glad Jerry is going to continue to be involved with our organization”

二人ともSloan氏に働きに期待しているようです。現在UTAは再建モード中です。そんな中、ドラフトでは今後フランチャイズ・プレーヤーとして期待を寄せているBurkeや、Gobert、Netoといったチームに必要な選手を獲得しました。完全な贔屓目ではありますが、Sloan氏が加わったフロントの働きはさすがだと思います。(GMのDennis Lindsey氏がドラフト時のトレード実行や指名を行ないました。)私が当ブログを始めようと思ったもう1つのきっかけは、ドラフトから上手く再建モードに切り替えられたことです。特にBurkeの獲得は本当に嬉しい。
さて、ドラフトの次はFAです。UTAの目標としましては、Burkeがオールスター級の選手に成長した時に、優勝を狙える位置にいたいはずです。それまでは無理して補強する必要はありません。
どのような選手と契約を結び、どんなロスターで2013 - 2014 シーズン開幕を迎えるのでしょうか? Sloan氏が加わったフロントの手腕にかかっています。

(P.S.)
噂レベルですが、モーはUTAと再契約しない方針のようです。 ドラフトでバークを指名した段階である程度予想はしていましたが、元々UTAの選手であり、昨シーズンも怪我がちながらがんばってくれていたため、残念ではあります。次のチームでの活躍を願っております。

2013/06/30

2013 Rookie : Rudy Gobert

前回のバークに続いて、今回はゴバートの動画を確認兼ご紹介します。




◇PROFILE
  • DOB : JUNE 26, 1992
  • POSITION : C
  • HEGHT : 7' 2''
  • WEIGHT : 238 pounds
  • WINGSPAN/REACH : 7' 8.5''/9' 7''
  • BODY FAT/BENCH PRESS : 4.4%/7 REPS
  • NO STEP VERT/MAX VERT : 26.0''/29.0''
  • LANE AGILITY : 12.85
  • 3/4 SPRINT : 3.57
  • NATIONALITY/TEAM : FRENCH/CHOLET

◇2012 - 13 SEASON STATS
  • MIN : 22.7
  • PRG/2P%/3P%/FT% : 8.4/73.6/NA/70.4
  • REB/BLK/TOs : 5.4/1.9/1.5

◇STRENGTHS
  •  PHYSICAL TOOLS
    とってもサイズが大きい。加えて機動力もあり、P&Rやトランジションではそのサイズを生かしながらフィニッシュまでもっていける。
  • DEFENSIVE IMPACT
    7' 8.5''のウィングスパンと9' 7''のリーチを生かしたブロックができる。22.7min のプレイ・タイムで1.9blk は素晴らしいの一言。そして、良いP/RディフェンダーでありP/Rのボール・ハンドラーに対してアグレッシブにヘッジを仕掛けます。そこでスティールを奪う場面も多い。
  • INTANGIBLES/HIGH UPSIDE
    ハード・ワーカーである。彼の父親もアメリカで活躍した選手だったようで、チームに溶け込み易い要因として挙げられる。タイプ的にはバリバリのタイソン・チャンドラー。彼のディフェンス・レベルに近づけるポテンシャルを秘めている。

◇WEAKNESS
  • LIMITED OFFENSIVELY
    はっきりいってオフェンス・スキルは乏しい。ローポストでは脅威とならないし、ミッドレンジからのシュートも撃てない。オフェンスで役に立つためにはフック・ショットを覚える必要がある。今のままでは相手チームにディフェンスをする必要すらないと判断される。また、TOが多い。インサイドで囲まれて苦し紛れのパスをよくスティールされる。そして、ぺリメーターでボールをもらっても何もできず、ここでも苦し紛れのパスを出す。
  • LOWER BODY STRENGTH/TOUGHNESS
    ポストでバック・ダウンできるフィジカルがない。フィジカルが弱いため、ポスト・ティフェンスで相手に簡単にリム近くまで押し込まれる。ボックス・アウトにも当たり負けしてしまうので、ディフェンス・リバウンドも競り負ける。リバウンドを取った時や、ローポストでボールを下げた時、リムにアタックする際に相手ディフェンダーとのコンタクトで競り負けた時、よくボールを取られる。当たり負けしないフィジカルが必要。

 ◇感想
未来のタイソン・チャンドラーになってほしいと期待しています。PF/Cポジションの多かった今年のドラフトの中でもサイズは大きい方なので、 とにかく魅力的です。
UTAにはフィジカルに強いフェイバーズやカンターがいるため、彼らと練習に取り組むことで、フィジカル面での強化は期待できるのではないでしょうか。まずは開幕までに、チームの信頼を得てローテーションに加えられることを目標にがんばってほしいです。

2013/06/28

2013 Rookie : Trey Burke (追記あり)

バークのアビリティを示す動画があるので、こちらで確認兼ご紹介します。
(そもそもNCAAはノーチェックなので、こういう動画があって本当に助かります。)


 

◇PROFILE
  • DOB : NOV. 12, 1992
  • POSITION : PG
  • HEIGHT : 6' 0''
  • WEIGHT : 185 pounds
  • WINGSPAN : 6' 5''
◇STRENGTH
  • SCORING ABILITY
    ペネトレイト、P&R、アウトサイド・シュートと様々な得点パターンを持っている。特にスピードに緩急をつけて相手ディフェンダーを抜き去るのが得意のようだ。また、3Pも大学時代は40%を超える確立で沈めており、3Pラインのかなり深い位置からでもシュートが撃てる。NBAの3Pの距離にも適応できそう。
  • PG SKILLS
    P&Rでは、インサイドにロールして切り込んでいくスクリーナーや、ウィークサイドからカットしてくるチームメイトに対して、ボールをキープし冷静にパスを出せる。ペネトレイトする時も点を取るだけでなく、フリーのビッグマンやアウトサイドのシューターを見つけてパスを出せる。トランジションでのパス・センスも素晴らしい(と思う素人の私)。
  • LENGH FOR SIZE
    身長はある方ではないが、手が長い。その長い手を生かしてパッシング・レーンに侵入しスティールを量産する。ブロックもできる。
 ◇WEAKNESSES
  • SIZE FOR AN NBA PG
    PGで 6' 0'' は決して高くないし、体重も185 pounds と恵まれた身体をしているわけではない。ディフェンスでは不利になるし、オフェンスでも苦労するでしょう。
  • FINISHING ABILITY
    様々な得点パターンがある割りにはフィニッシュ力は突出していない。インサイドに入ったはいいが、そのまま相手ビッグマンに潰されてTOとなることも多い。またフローターを狙いに行く場合、必ず右で撃つようだ。
  • SHOT SELECTION
    ハーフコート・オフェンスの68%以上がジャンパーを選択している。3Pも狙うがショット・クロックの早い段階で撃っている。このような悪い判断はPGとしてはマイナス・ポイント。スピードやクイックネスを生かしたペネトレイトをもっと選択した方がよい。
  • DEFENSIVE IMPACT
    自分より大きく、フィジカルなマッチアップ相手に力でペイント内に侵入されそう。P&Rディフェンスもイマイチで、ファイト・オーバーできずにいる間に相手に抜き去られる。これからフィジカルを付けていく必要がある。

◇感想
前回の記事で正統派PGと書きましたが、(あくまで)動画を見る限りではどっちかと言うとスコアリングPGに近い印象です。試合を見ないと判断できませんが、ゲームメイクができればGOOD。ペネトレイトができ、アウトサイドも割りと高確率で決めれるのはわかりましたが、それはモーにも可能でした。サイズがないため、それを補うスキルを身に付けていかないと、NBAのスターター・クラスのPGと競うのは厳しいでしょう。(どのルーキーも同じか)
今オフではアルやミルサップがFAとなり、チームに残るかどうか現時点では判らないため、UTAとしてはバークにフランチャイズ・プレーヤーとしての期待をしていると思います。才能はあるので、期待はできます。
 2013 - 2014 シーズン開幕が今日から楽しみです。

(2013/06/30 追記 )
Louisville vs Michigan 2013 NCAA Basketball Championship の動画がありました。勿論、バークが出場しています。
また、こちらではティンズリーがバークのメンターとして来シーズンもUTAに残りたいと言っているようです。とっても頼もしいですし、是非ともお願いしたいですね。モーの去就についても(メインはこっち)書かれていますが、彼が今後どうするかはわかりません。が、個人的には6thマンとして残っていただきたいです。

NBA Draft 2013

アンソニー・ベネットが#1 pick という波乱から始まったNBA Draft 2013。
昨シーズンPlayoffに出られなかった再建中のUTAが指名したのはこちらの三人
(ドラフト指名一覧はこちらを参照ください。)

◇Utah Jazz Pick : NBA Draft 2013
  • 1st Round - #9 pick Trey Burke (Michigan) : PG
  • 1st Round - #27 pick Rudy Gobert (France) : C
  • 2nd Round - #47 pick  Raul Neto (Brazil) : PG

 <- スターン氏(左) & Trey Burke(右)
 <- スターン氏(左) & Rudy Gobert(右)



<- 恐らくATLのGM?(左) & Raul Neto(右)









なんと三人ともトレードで獲得しました。
  • UTA <- 1st Round #9 pick
    MIN <- 1st Round #14 pick / 1st Round #21 pick
  • UTA <- 1st Round #27 pick
    DEN <- 2nd Round #46 pick + Cash
  • UTA <- 2nd Round #47 pick
    ATL <- (2015) 2nd Round pick from BKN
 一番欲しかったPGのポジションに、当ドラフトNo.1 PGのバークの獲得。とっても嬉しい。
デロンが抜けて以来の正統派PGの獲得に、UTAファンはかなり期待しているようです。
また、カンターの控えとしてフランス人Cのゴバートも獲得。7-2 と高さが魅力です。
ゴバートの獲得で元々保持していた2巡目指名権をトレードでDENに放出し、もう当ドラフトはこれで終わりかと思われましたが、GMのDennis Lindsey氏は更に動いたようです。
なんと2015年の2巡目指名権と引き換えに、ATLが2巡目で指名したブラジル人PGのRaul Neto(読めない・・・)を獲得。バークの控えになると思います。どういう選手なのでしょうかね。
当ドラフトの結果、2013オフにFAとなる選手を何人か手放すことになるでしょう。特にPGはFAのモー、ワトソン、ティンズリーを含めると計5人。確実に2人はチームを離れることになると思います。

バークのインタビュー動画がYoutubeにUPされています。(ジャレン・ローズがも年取ったのね。。)
※ゴバートとNetoのインタビューは(そんなに真面目に探していないのか)なかったようです。