オフにRedickとDudleyを加え、更にVDNに変わりDoc Riversを新HCとして迎え入れたLACがどのようなチームとなったのか、そしてMIA相手にどう戦っていくか、とっても興味があったので記事にしてまとめてみます。
観戦ポイント:
- MIAの最凶ウィング・コンビ(Wade , LeBron)に対するLACのディフェンス
- MIAのP&Rに対するハード・ヘッジをCP3がどう対処するか
- クラッチ・タイムはCP3頼りのLACのオフェンスをRivers HCはどう改善するのか
- Redick vs Ray様のイケメン・シューター対決
- Beasleyの出番はあるのか
前半はLACがMIAのお株を奪うディフェンスからのトランジション・オフェンスでMIAを苦しめ、60%と高いFG%を記録したMIAに対してリードを奪います。オフェンスではLACがRedick、MIAがRay様とイケメン・シューター陣が活躍していました。
後半になると、MIAのプレッシャー・ディフェンスのギアがあがりLACの得点を抑え、オフェンスではWadeがキレッキレのパフォーマンスで逆転し、一気に11点差まで突き放します。終盤、LACはCrawfordとGriffinが踏ん張り差を5点まで詰めますが、そこでゲーム終了となりました。
- LAC 97 - 102 MIA (BoxScore)
感想:
- Barnesが欠場で優秀なディフェンダーのいないLACは、Wade , LeBronのディフェンスには手を焼きました。ただし、上述の通りMIAのFast Break Pointsはたった4ptsなので、その点はよく守ったのではないかと思います。
- 基本的にLeBronにはDudley、終盤はGfiffinがマッチアップしていて、外はやられてもいいから中ではやらせないように間を空けて守っていました。LeBronのアウトサイド・シュートがそこまで入らなかったので、結果的にこの作戦は成功したと思います。しかし、Dudleyがベンチの時にGreenがLeBronをマークしたのですが、高さの差から間を詰めてディフェンスした結果、LeBronにかなりやられてしまいました。3Q終盤、LeBronの連続ptsでMIAが逆転した時もGreenがマークしていました。
- 今日のWadeは相手が誰であろうと止められなかったのではないかと思うくらい好調で、ミドルレンジからよく決めていました。基本Redickがマッチアップしていましたが、そこまで悪くなかったと思います。
- CP3はMIAのハード・ヘッジに対して、P&RのスクリーナーのマークマンをBoshやHaslemよりもヘッジの上手くないAndersenとなるようにスクリーナーを動かし、Andersenに対して勝負を仕掛けていました。しかし、後半になってMIAのディフェンスのギアが上がると、CP3のサイドP&Rが何度もWチームで潰されていました。(Chalmers/Cole)と(Bosh/Haslem)のペアは本当にディフェンスの間合いやWチームを仕掛けるタイミングが絶妙で、前半9astだったCP3が後半はたった3astに終わったのは、相当苦しめられた証拠でしょう。
- そもそもシーズンが始まって6試合目で改善を求めたのは間違いでした。新加入メンバーの連携ミスが目立ったりと、まだまだ戦術面外でも課題は多そうです。PlayOffが近づく頃に、再度改善されているか確認したいと思います。
- RedickとRay様の二人とも素晴らしい活躍でした。二人ともペイントにドライブしてからの華麗なレイアップで魅了していました。特にRay様のJordanをかわしたあのWクラッチには痺れました。このお方、本当に38歳なのでしょうか。
- Beasleyの出番はありませんでした。う~ん、この。
0 件のコメント:
コメントを投稿