2013/07/01

Sloan Rejoins Utah Jazz as Senior Basketball Adviser

私が当ブログを始めようと思ったきっかけの2つの内の1つが、Jerry Sloan氏のUTAへのカムバックです。私はUTAファンであり、彼がお気に入りのHCでした。そのSloan氏がUTAの"Senior Basketball Adviser"という職に就任されました。とっても嬉しい。(参考記事)
Sloan氏はUTAのHCとして、1988 - 2011 の23年間にも渡り指揮をとり、以下の素晴らしい功績を残しました。
  • Playoff 出場 19回
  • NBA Final 出場 2回 (1997, 1998)
  • 16年連続でシーズン勝ち越し、その内シーズン50勝以上が13回、更に60勝以上が3回
  • 2009/09/11 に "the Naismith Memorial Basketball Hall of Fame" に殿堂入り
NBA Final に出場した際にはストックトン&マローンの時代でした。その時は、MJ 率いるCHIに敗れ、Final制覇は叶いませんでした。ちょうどその頃からNBAを見始めた私は、当時CHIを応援していましたが、UTAの憎らしいくらいの渋とさに最期の方は完全に魅了されてしまいました。(ブライアン・ラッセルとか若かったドニエル・マーシャルとか本当に憎らしかったですね。後ほど大好きになりましたが・・・)勿論、Sloan氏も大好きになりました。2011年に惜しくもチームを去ってしまいましたが、他のチームでHCの話が浮上していた中で、またこうしてUTAに戻ってきてくれたことを、私はとっても嬉しく思います。

さて、今回Sloan氏は"Senior Basketball Adviser"に就任しましたが、その役割とは以下の通りです。
  • サマー・リーグ/トレーニング・キャンプ/ワークアウトにて選手を評価
  • プロ、およびカレッジ選手のスカウト
  • 練習視察
  • 毎年恒例の予備校や大学のコーチ・クリニックにホストとして参加
球団社長のRandy Rigby氏のコメントです。
“The basketball knowledge and experience that Jerry brings is invaluable, and his insights will help in our pursuit of becoming a championship-caliber team”

次に、現UTAのHCであるTyrone Corbin氏のコメントです。
“I am glad Jerry is going to continue to be involved with our organization”

二人ともSloan氏に働きに期待しているようです。現在UTAは再建モード中です。そんな中、ドラフトでは今後フランチャイズ・プレーヤーとして期待を寄せているBurkeや、Gobert、Netoといったチームに必要な選手を獲得しました。完全な贔屓目ではありますが、Sloan氏が加わったフロントの働きはさすがだと思います。(GMのDennis Lindsey氏がドラフト時のトレード実行や指名を行ないました。)私が当ブログを始めようと思ったもう1つのきっかけは、ドラフトから上手く再建モードに切り替えられたことです。特にBurkeの獲得は本当に嬉しい。
さて、ドラフトの次はFAです。UTAの目標としましては、Burkeがオールスター級の選手に成長した時に、優勝を狙える位置にいたいはずです。それまでは無理して補強する必要はありません。
どのような選手と契約を結び、どんなロスターで2013 - 2014 シーズン開幕を迎えるのでしょうか? Sloan氏が加わったフロントの手腕にかかっています。

(P.S.)
噂レベルですが、モーはUTAと再契約しない方針のようです。 ドラフトでバークを指名した段階である程度予想はしていましたが、元々UTAの選手であり、昨シーズンも怪我がちながらがんばってくれていたため、残念ではあります。次のチームでの活躍を願っております。

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