試合前の時点でUTAは0勝3敗とフルタンク・モードのチームにふさわしい負けっぷりを発揮しています。
- RS #1 : vs OKC => L 101 - 98 (BoxScore)
- RS #2 : @ PHX => L 87 - 84 (BoxScore)
- RS #3 : vs HOU => L 104 - 93 (BoxScore)
- RS #4 : @ BKN => L 104 - 93 (BoxScore)
(感想)
- Lopez兄の凄まじいパフォーマンス(27pts、FGM-A:11/13、FTM-A:7/9)は本人を褒めるべきなのでしょうが、UTAの適応力の無さも理由の一つではないでしょうか。前半あれだけLopezへボールを集めてたのだから、インサイドのヘルプを素早く収縮させたり、ダブル・チームを仕掛けたりできたと思います。しかし、ダブル・チームを仕掛けたのは点差が開きほぼガベージ・タイムと化した後半からでした。
- BKNに何度もノーマークを作られてしまうディフェンスのローテーションの拙さも気がかりです。シーズンが進むにつれ改善されることを願います。
- Burke以外にもEvans、Marvin、Biedrinsは怪我のため、出場はありませんでした。Rushも膝を怪我しているとのことでしたが試合には出ていました。ただし、この試合のRushは最悪でした。怪我の影響かどうか判りませんが、ボールが手に付いておらず、キャッチミスを連発。記録上は2TOですが、もっと多いイメージです。
また、EvansとBiedrinsが出場していないことによって、インサイドの控えがGobertしかいません。このため、UTAの2ndユニットではRushやHarrisがPFポジションでした。BKNの2ndユニットでは、BlatcheやEvansがいるため、このマッチアップでも好き放題にやられていました。 - BKNのようなサイズで優位なチームを相手にする場合、オフェンスでもディフェンスでも平面の勝負になるかと思いますが、UTAの平面のディフェンスはプレッシャー がほとんどかかっておらず、平面においてもBKNに負けているようにも思えました。
- UTAはオフェンスにおいて自身でシュートをクリエイトできるのがHayward、Kanter、Burksの3人のようで、1on1やポストアップなどのとっても単調の得点パターンがほとんどで、セット・オフェンスらしきオフェンスはありませんでした。
3人の内、Haywardの負担が大きく出場時間も多いので、この先怪我がないことを願うばかりです。 - Tinsleyの3ptsが全く決まらず、Deronに間を空けられていました。なんとか1本決めますが(3PM-A:1/5)、ほぼ全ての局面でフリーの状態でしたので、もっと決めてほしいです。
一方、Clarkの3pts(3PM-A:1/2)は安定感があり、期待できそうです。 - Kanterはこの試合前、NOPのAnthony Davisと並び、OREBが平均6.0本とよく取っており、この試合でもサイズはあるけどリバウンドは強くないLopez相手にOREBを量産していました。OREBからセカンド・チャンスで得点してくれるKanterはとにかく頼もしい。
- しかし、ポストアップからのアウトレット・パスはまだまだ改善の余地があります。ポストアップからボールをもらったKanterですが、ダブル・チームを引き連れてアウトサイドにパスを出しますが、出すパスが悪く、ボールマンがシュートを放つ前にディフェンスのチェックが間に合ってしまっていました。パスがきれいに通ると、シューター陣も楽にシュートを打て るのではないかと思います。
- Haywardが制限付きFAへ (The Salt Lake Tribune より)
- おかえりTinsley
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