2014/06/12

NBA FINAL 2014 : SAS vs MIA - Game#3

前半だけで71Pを奪取し、異常な高確率でシュートを沈めたSAS。3Pに至っては6/6でした。Game#2ではファール・トラブルによりプレイタイムが制限されたGreenとLeonardが攻守両面でチームを引っ張っていました。
3QはWadeの3PプレーとBoshの3Pで反撃の狼煙をあげるMIA。しかもLeBronがParkerにマークし、SASの攻撃のリズムを崩します。MIAのDFのギアがあがり、前半あれだけ決まっていたシュートも決まらなくなったSASはTOを連発し点差をどんどん縮められます。
何とか11点差で4Qを迎えたSASはLeonardがスーパーサイヤ人 となり、再度攻守両面で活躍します。いつもなら鬼の如く追い上げてくるMIAでしたが、4Qは不用意なTOを連発し点差を縮められません。結局、話されたまま残り時間が少なくなり、SASの磐石のゲーム・クローズによってGame#3はSASに軍配があがりました。
MIAにとって、Parker、Duncan、Ginobiliの三人にある程度やられるのはゲーム・プラン通りでしょうが、この試合のようにGreenとLeonardの二人合わせて44Pも取られるのは予想外だったことでしょう。3Pだけを警戒していたところ、二人ともインサイドにがんがんドライブしてくるので効果的に守れず、かなりの確率で得点を許しました。ただし、今日のパフォーマンスはやはり出来過ぎな感じは否定できないので、次戦ではきっとMIAが巻き返し敗戦後の次の試合の連勝記録を伸ばしてくることでしょう。




雑記
  • 今日のMVPは文句無しでLeonardでした。スーパーサイヤ人と化したLeonardは前半、LeBronをマークしながら得点を量産し、大量リードに貢献したことも素晴らしいのですが、4Qに追い上げてくるMIAを振り切ったのはLeonardの活躍があってこそでした。印象に残ったのが4Q残り6minにRay様が速攻でレイアップにいったシーンで、LeonardはRay様に後ろから追いつきブロックに飛びます。Leonardのブロックに警戒したRay様はレイアップを落とし、この後GinobiliのFT×2によりMIAは点差を広げられ、追いつく気力を奪われていました。
     
  • アウトサイドが好調なLewisとBoshのインサイド陣を警戒して、SASはスターターをSplitterからDiawに変更してきました。Lewisはこの試合も好調でしたが、Boshは確率は良かったのですが、FGAが4本とシュート数が極端に少ない。Diawがマッチアップすることである程度抑えていたとは思うのですが、単にチャンスが少なかっただけかも・・・
  •  Game#2で苦しめられたChalmersとLeBronのP&Rですが、SASはスクリーナーのディフェンダーがヘッジを仕掛け、ボールマンの動きをストップさせることで対応していました。P&RからポップするLeBronに対してローテーションも追いついたため、ある程度防げていたように思えます。
    しかし、MIAは3QにP&Rを仕掛ける前にスクリーナーのディフェンダーに対してスクリーンをかけたりしてきていたので、今回のSASの対応が今後も通用するかどうかは疑問。

0 件のコメント:

コメントを投稿