今年はSASにホーム・コート・アドヴァンテージ(HCA)があるため、SASのホーム・コートであるAT&TセンターでGame#1が行われましたが、なんと冷房が故障したため、アリーナの中は最大32℃まで上がったそうです。このため両チームとも選手の出場時間を最小限に抑えており、この試合で一番長くコートに立っていたのはParkerの37minでした。
- MIA 95 - 110 SAS (BoxScore)
LeBronはGame#2で復帰できるとよいのですが・・・
メモ
- 昨年FINALで対戦した時は、キャッチ&シュートの確率の低いLeBronとWadeに対して距離をあけて守っていたSAS。Game#1ではWadeには同様に離れて守っていたが、一方LeBronにはLeonardが距離を詰めて守っていました。自信があったのかもしれませんが、Leonardは前半ファール・トラブルに陥り、結果的に失敗に終わったように思えます。
- Leonardがファール・トラブルでベンチへ下がると、GreenではなくDiawをLeBronにマークさせてきたSAS。そして、DiawもLeBronに対して距離を詰めて守ってきますが、これはLeBronがハーフラインと3Pラインの中間あたりから勝負を仕掛け、スピードのミスマッチでDiawを置き去りにします。結局、この後DiawはLeBronに対して距離をあけて守ります。
- 初戦だからかSASの若手のミスがよく目立ちました。Splitterは前半から「決めきれない」 、「キャッチし損ねる」、「パスが悪い」という三大がっかりを連発。Splitterはいつものことだと思っていたら、GreenやLeonard、さらにはBelinelliまでもがパスミスなどを連発し、3QでMIAにリードを許してしまった。一応Belinelliを除いて皆FINAL経験者だし、MIAのDFが優れていたわけでもなかったため、とっても勿体無い。ただ、Splitterも、Greenも、Leonardも4Qではミスを挽回する活躍をしてくれた。特にGreenは、4Q終盤の試合を決定付ける三連続3Pは素晴らしかった!
- MIAはBoshとLewisをIND戦に続き、スターターに並べてきました。DuncanもSplitterも、3Pを打ってくる相手を守るのは得意ではないため、この布陣はSASにとっては脅威。しかも、今日はBoshもLewisも3Pがよく入った。ただし、LewisはP&RのボールマンへのDFがよくない。ハードヘッジにもいかずポジショニングが中途半端であるため、2QではLewisのところからDiawによくやられていました。
- MIAのDFの穴がLewisなら、SASのDFの穴はBelinelliでした。序盤にシュートが好調で出場時間を得ていたBelinelliですが、Lewisとマッチアップしたところ高さのミスマッチをつかれ、3Qでは狙われていました。WadeやLeBronにBelinelliをつけても効果的に守れず、当然のようにやられていたため、今後彼の出場がリスキーに感じてしまいました。
- 4Q終盤にLeBronが怪我のためベンチへ下がった後、Green、Leonard、Parkerの3Pで試合は決まってしまったが、MIAはWadeも含めショックが大きかったのか、DFではいつものP&R時に仕掛けるボールマンに対するハードヘッジと、素早いローテーションによる凶悪なプレッシャーがかけれていませんでした。MIAのDFは終盤になるにつれよりアグレッシブになるのですが、この試合では沈黙していました。「LeBronがコートに立っていれば」と、思わんばかりです。しかし、SASのノーマークの3Pをクリエイトする美しいボール・ムーヴメントは本当に素晴らしかったです。UTAも見習って欲しい。
- 昨年のFINALでも思っていたのですが、SASはRay様を追っかけるのが苦手。この試合でもよくRay様をノーマークにして3Pを打たれていました。確率は 3/8 と良くも悪くもないのですが、昨年あれだけ痛い目に遭ったRay様に8本は打たれ過ぎ。3Qに3Pが決まらなくなったRay様が速攻で豪快なダンクを決めた時は最高でした。このお方、本当に38歳ですか、、かっこ良過ぎる!!
- (おまけ)
Duncanがファールをコールされた時のリアクションがとってもかわいい。。
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