2013/11/10

LAC vs MIA on November 7 , 2013

11/05のBKN戦後、BOS、CHIに続けて負けた結果、0勝6敗とタンク街道まっしぐらのUTAとは逆に、優勝候補チーム同士のLAC vs MIAの試合がBSで放送されたため、観戦しました。
オフにRedickとDudleyを加え、更にVDNに変わりDoc Riversを新HCとして迎え入れたLACがどのようなチームとなったのか、そしてMIA相手にどう戦っていくか、とっても興味があったので記事にしてまとめてみます。

観戦ポイント:
  1. MIAの最凶ウィング・コンビ(Wade , LeBron)に対するLACのディフェンス
  2. MIAのP&Rに対するハード・ヘッジをCP3がどう対処するか
  3. クラッチ・タイムはCP3頼りのLACのオフェンスをRivers HCはどう改善するのか
  4. Redick vs Ray様のイケメン・シューター対決
  5. Beasleyの出番はあるのか
総括:

前半はLACがMIAのお株を奪うディフェンスからのトランジション・オフェンスでMIAを苦しめ、60%と高いFG%を記録したMIAに対してリードを奪います。オフェンスではLACがRedick、MIAがRay様とイケメン・シューター陣が活躍していました。
後半になると、MIAのプレッシャー・ディフェンスのギアがあがりLACの得点を抑え、オフェンスではWadeがキレッキレのパフォーマンスで逆転し、一気に11点差まで突き放します。終盤、LACはCrawfordとGriffinが踏ん張り差を5点まで詰めますが、そこでゲーム終了となりました。
MIAはFast Break Pointsこそ4ptsでしたが、53.5%と試合全体を通して高いFG%を記録しました。キレッキレのWadeは29pts(FGM-A:13/22、FTM-A:3/4)の活躍で後半のMIAオフェンスを引っ張りました。また3Q終盤、LACの流れを断ち切ったBattierの連続チャージング奪取もお見事でした。LACは新加入のDudleyとMullensが連携ミスからバット・パスを連発し、無駄なTOが多かったのはいただけない。




感想:
  1. Barnesが欠場で優秀なディフェンダーのいないLACは、Wade , LeBronのディフェンスには手を焼きました。ただし、上述の通りMIAのFast Break Pointsはたった4ptsなので、その点はよく守ったのではないかと思います。
     
    • 基本的にLeBronにはDudley、終盤はGfiffinがマッチアップしていて、外はやられてもいいから中ではやらせないように間を空けて守っていました。LeBronのアウトサイド・シュートがそこまで入らなかったので、結果的にこの作戦は成功したと思います。しかし、Dudleyがベンチの時にGreenがLeBronをマークしたのですが、高さの差から間を詰めてディフェンスした結果、LeBronにかなりやられてしまいました。3Q終盤、LeBronの連続ptsでMIAが逆転した時もGreenがマークしていました。
       
    • 今日のWadeは相手が誰であろうと止められなかったのではないかと思うくらい好調で、ミドルレンジからよく決めていました。基本Redickがマッチアップしていましたが、そこまで悪くなかったと思います。
       
  2. CP3はMIAのハード・ヘッジに対して、P&RのスクリーナーのマークマンをBoshやHaslemよりもヘッジの上手くないAndersenとなるようにスクリーナーを動かし、Andersenに対して勝負を仕掛けていました。しかし、後半になってMIAのディフェンスのギアが上がると、CP3のサイドP&Rが何度もWチームで潰されていました。(Chalmers/Cole)と(Bosh/Haslem)のペアは本当にディフェンスの間合いやWチームを仕掛けるタイミングが絶妙で、前半9astだったCP3が後半はたった3astに終わったのは、相当苦しめられた証拠でしょう。
     
  3. そもそもシーズンが始まって6試合目で改善を求めたのは間違いでした。新加入メンバーの連携ミスが目立ったりと、まだまだ戦術面外でも課題は多そうです。PlayOffが近づく頃に、再度改善されているか確認したいと思います。
     
  4. RedickとRay様の二人とも素晴らしい活躍でした。二人ともペイントにドライブしてからの華麗なレイアップで魅了していました。特にRay様のJordanをかわしたあのWクラッチには痺れました。このお方、本当に38歳なのでしょうか。
     
  5. Beasleyの出番はありませんでした。う~ん、この。

2013/11/08

RS #4 : @ BKN on November 5, 2013

遂に始まった 2013 - 2014 シーズン。UTAは4試合目にアウェイでBKNと対戦しました。
試合前の時点でUTAは0勝3敗とフルタンク・モードのチームにふさわしい負けっぷりを発揮しています。
  • RS #1 : vs OKC => L 101 - 98 (BoxScore)
  • RS #2 : @ PHX => L 87 - 84 (BoxScore)
  • RS #3 : vs HOU => L 104 - 93 (BoxScore)
オフにPierce、KG、Jason Terryを加え、既存のDeron、JJ、Lopez兄と共にMIAやNYKに匹敵するスター軍団となったBKNに対して、若手中心のUTAは一度のリードも奪うことなく完敗を喫しました。
  • RS #4 : @ BKN => L 104 - 93 (BoxScore)



(感想)
  • Lopez兄の凄まじいパフォーマンス(27pts、FGM-A:11/13、FTM-A:7/9)は本人を褒めるべきなのでしょうが、UTAの適応力の無さも理由の一つではないでしょうか。前半あれだけLopezへボールを集めてたのだから、インサイドのヘルプを素早く収縮させたり、ダブル・チームを仕掛けたりできたと思います。しかし、ダブル・チームを仕掛けたのは点差が開きほぼガベージ・タイムと化した後半からでした。
  • BKNに何度もノーマークを作られてしまうディフェンスのローテーションの拙さも気がかりです。シーズンが進むにつれ改善されることを願います。
  • Burke以外にもEvans、Marvin、Biedrinsは怪我のため、出場はありませんでした。Rushも膝を怪我しているとのことでしたが試合には出ていました。ただし、この試合のRushは最悪でした。怪我の影響かどうか判りませんが、ボールが手に付いておらず、キャッチミスを連発。記録上は2TOですが、もっと多いイメージです。
    また、EvansとBiedrinsが出場していないことによって、インサイドの控えがGobertしかいません。このため、UTAの2ndユニットではRushやHarrisがPFポジションでした。BKNの2ndユニットでは、BlatcheやEvansがいるため、このマッチアップでも好き放題にやられていました。
  • BKNのようなサイズで優位なチームを相手にする場合、オフェンスでもディフェンスでも平面の勝負になるかと思いますが、UTAの平面のディフェンスはプレッシャー がほとんどかかっておらず、平面においてもBKNに負けているようにも思えました。
  • UTAはオフェンスにおいて自身でシュートをクリエイトできるのがHayward、Kanter、Burksの3人のようで、1on1やポストアップなどのとっても単調の得点パターンがほとんどで、セット・オフェンスらしきオフェンスはありませんでした。
    3人の内、Haywardの負担が大きく出場時間も多いので、この先怪我がないことを願うばかりです。
  • Tinsleyの3ptsが全く決まらず、Deronに間を空けられていました。なんとか1本決めますが(3PM-A:1/5)、ほぼ全ての局面でフリーの状態でしたので、もっと決めてほしいです。
    一方、Clarkの3pts(3PM-A:1/2)は安定感があり、期待できそうです。
  • Kanterはこの試合前、NOPのAnthony Davisと並び、OREBが平均6.0本とよく取っており、この試合でもサイズはあるけどリバウンドは強くないLopez相手にOREBを量産していました。OREBからセカンド・チャンスで得点してくれるKanterはとにかく頼もしい。
  • しかし、ポストアップからのアウトレット・パスはまだまだ改善の余地があります。ポストアップからボールをもらったKanterですが、ダブル・チームを引き連れてアウトサイドにパスを出しますが、出すパスが悪く、ボールマンがシュートを放つ前にディフェンスのチェックが間に合ってしまっていました。パスがきれいに通ると、シューター陣も楽にシュートを打て るのではないかと思います。
(P.S.)

2013/10/22

Trey Burke finger injury and Derrick Favors agrees to four-year extension



Burkeがプレ・シーズンのLAC戦で右手人差し指を負傷しました。復帰には8-12週ほどかかるようです。この怪我によって新人王争いから外れてしまうのでしょうか。


Burke本人のTweetです。シーズン開幕にBurkeの姿が観れないのは残念ですが、怪我してしまったものは仕方ありません。しっかりと治して、復帰後に思う存分、暴れてください。


2013/09/09

Personal note : player information

久しぶりの投稿です。
Ian Clarkの加入以降、ロスターに変更はありません。しかし、 UTAに関連せずとも個人的に気になった残念なニュースがいくつかあったため、今更ではありますがそちらをメモしておきます。

  • Allen Iverson 引退(SI.com より)
    "The Answer"ことIversonが現役引退を表明しました。PHIで2001年にFinal進出を果たし、シーズンMVPや得点王、オールスターMVPと輝かしい功績を残したIversonですが、DENへ移籍してからは結果を出せず、その後パフォーマンスも落ちDET→MEM→PHIとチームを渡り歩きNBAを去ってしまいました。
    2001年のLALとのFinalでは初戦しか勝てませんでしたが、あの試合は今でも鮮明に覚えています。Tyronn LueのDFに苦しめられましたが、彼を振り切ってのジャンパーはメチャクチャかっこよかった。"大事なのは身体の大きさじゃない。ハートの大きさなんだ!"の名言には痺れました。当時NHK解説者の北原憲彦氏がPHIの試合の度に口されてました。北原氏はこういうの、お好きなんですよね。
     
  • Tracy McGrady NBA引退(YAHOO! Sportsより)
    Vince Carterの従兄弟こと、T-MacがNBA引退を表明しました。NBA以外のリーグでは今後も現役を続けられるようです。TOR→ORLと移り、チームの中心となったことで一気にその才能を開花させ得点王の常連になったT-MacのハイライトはやはりHOU vs SASで見せた残り35秒からの13連続得点でしょう。個人的には 2013 PlayOff からSASに加入した後に優勝してほしかったのですが、惜しくもMIAに敗れてしまいました。しかし、元スーパースターであっても、スターターでなくても、出場時間が短くても、それでもチームのために懸命に貢献しようとする彼の姿に私はとっても感動しました。

(ちょこっと感想)
Jason KiddやIverson、T-Macと2000年代前半にNBAを引っ張ってきたスーパースターがどんどん引退していき、時の流れの早さを感じて寂しく思います。しかし、まだ Kobe Bryant、Tim Duncan、KG、Paul Pierce、Ray Allen、Dirk Nowitzki、Jermaine O'Neal、Steve Nash、Vince Carter と、まだ現役のオジサン選手達がいます。彼らの姿を少しでも長くNBAで観てみたい。彼らの活躍を見て元気をもらいたい。そのために、一生懸命応援したい私でした。

  • Lamer Odom 逮捕(Desert News より)
    上二つとは異なった意味で残念です。高速道路で蛇行運転をしていて警察に捕まりました。他にも薬物の疑いや、行方不明で注目を浴びています。
     
  • Michael Beasley 解雇(HoopsHype より)
    またもや薬物を使用したとして逮捕されたBeaslyがPHXを解雇されました。繰り返される問題に更生は無理だろうと思われますが、なんとMIAが彼との契約を検討中のようです。あの3-Kingsがいるため、好き勝手はできないと思いますし、役割がLewisと被っている気もしますがどうするのでしょうね。

2013/08/11

2013 - 2014 season schedule

掲題の通り、2013 - 2014 シーズンのスケジュールが発表されているので、載せておきます。
TVの放送は計5回ということからも、絶賛再建中のUTAが注目されていないことがわかります。目先の勝利よりも個人や、チームの成長が優先しているので特に構わないのですが、リーグ・パスと契約しないと数試合しか観戦できなくなるのかと思うと、ファンとしてはツライ。毎月ちょっとずつ少ないお小遣いから捻出して、リーグ・パスと契約しようか検討中です。

[2013 - 2014 Utah Jazz Schedule]
























[NBA travel miles for 2013 - 2014 season]
























スケジュール一覧は、プレシーズン分も含まれてます。序盤にいきなりEASTのチームとアウェイ4連戦(内、Back-to-Backが2回)があります。また、12月と3月にもアウェイ5連戦(それぞれ、Back-to-Backが1回と2回)があります。それなりに連戦もあれば山場もありますが、負けられない戦いがあるわけではありません。個人的に次シーズンは勝数は意識せずに試合を楽しみたいと思います。
移動距離の表を見るとEASTのチームが比較的移動距離が短いように見えますが、これは地理的な問題なのでしょう。WEST - EAST の境界って単純にアメリカ本土の半分に区切る線ってわけではないですし。


(P.S.)
Mo Williams がPORと2年、$5.6Mで契約しました。あれだけ「スターターじゃないと嫌だ!」と言っていた割にLillardがいるPORと契約したのは、PORのフロントと親交があったからだそうです。PORでは6thマンの役割を受け入れたそうで、前シーズン層の薄かったPORのベンチ陣に、Moが加わることで厚みがかなり増したように思えます。LillardとMoが併用されることもあるでしょう。たった一年でしたが、UTAのPGとしてがんばってくれたことを感謝してます。 さようなら。


2013/07/25

Las Vegas summer league MVP Ian Clark signs with the Jazz

GSWへトレードで移籍したKevin Murphyがウェイブされました。薄々そうなる予感はしてまして、NBAの世界は厳しいものだと改めて思い知らされます。ただし、チャンスを掴めなかった者もいれば、その裏ではチャンスを掴む者もいます。Las Vegasで開催されたサマー・リーグでMVP受賞したIan ClarkがUTAと契約しました。(The Salt Lake Tribune より)
(※)契約の詳細は正式に決まり次第、こちらに載せます。⇒2年契約。1年目:$490,180、2年目(TeamOption)$816,482
各サイトから情報を集めたので、(お馴染のメモも兼ねて)簡単にご紹介。

Player Profile
  • Birth Date : March 17, 1991
  • Hometown : Memphis, TN
  • Position : SG
  • Height : 6' 3''
  • Weight : 175 pounds

Belmont大学出身でNCAAにも参加し、2012 - 2013 シーズンでは18.2ppgを記録しています。3pts成功率はなんと45.9%!!
彼はドラフトではどのチームからも指名されませんでした。Las Vegasで開催されたサマー・リーグではGSWのメンバーとしてプレイし、トーナメントを勝ち抜き、決勝では33ptsの活躍で優勝に貢献しました。
決勝の vs PHX とのハイライト動画がこちら。



Kevin Martinのような低いけど早いリリースですが、高確率で決まっています。このサマー・リーグでも45%の3pts成功率を記録しています。良いシューターですが、SGのポジションの割りにサイズがなく、また線も細いのがネック。スポットアップ・シューターとしてであれば、かなり戦力となる選手だと思いますが、果たしてNBAでどこまで通用するのでしょうか?
個人的にはBurksとのバックコート・コンビだと相性が良いのではないかと考えています。

彼のエージェントであるBill Duffy氏曰く、UTAの他にGSW、POR、BOS、MIAの4チームがClark獲得に興味を示していたようです。そんな中、UTAを選んでくれたのは嬉しい。(UTAの薄っすらしたアウトサイド事情をよくわかっていらっしゃる)
さて、Clarkが加わったことで現時点でのロスターを整理してみます。
(※)新加入選手は青字、未サインの選手は赤字で表記
  • PG : Trey Burke / (Raul Neto) / (John Lucas)
  • SG : Alec Burks / (Jerel McNeal) / (Brandon Rush) / (Ian Clark)
  • SF : Gordon Hayward /(Marvin Williams) / (Richard Jefferson)
  • PF : Derrick Favors / (Jeremy Evans) / (Andris Biedrins)
  • C   : Enes Kanter / (Rudy Gobert
現在13名であと2人追加する必要がありますが、誰を獲得するのでしょうか。まだまだオフの楽しみは残っているようです。

2013/07/21

Raul Neto returns to his Spanish team instead of NBA next season

UTAの話題を二つ、メモも兼ねてご紹介。
  1. Netoが2013 - 2014 シーズンはNBAでプレイすることはなくなりました。

    現在、スペイン・リーグの「Lagun Aro GBC」の契約下にあるNetoですが、今年もそのチームでプレイすることになりそうです。(The Salt Lake Tribune より)
    当件に対するNetoのコメントはこちらです。
    "Playing in the NBA is a dream I want to make happen. I think I've taken the first step, but I cannot be in a hurry, I have to wait for the right moment."
    本人は、一年間NBAでプレイできないことに対して焦った様子は見せておらず、冷静に考えるようにしているようです。来年、UTAと合流するのを楽しみに待ってます。
    先日、John Lucas Ⅲと契約し、欲していた第3PGの穴を埋めたUTAですが、Netoが次シーズンはプレイできないため、PGをもう一人調達する必要がでてきました。 Welcome Tinsley!!! という私の個人的な想いはさておき、今後どうするのでしょうね?

    そういえば、ルーキーの中でNetoだけどんな選手か確認しておりませんでした。よって、スペイン・リーグでNetoが所属しているチーム「Lagun Aro GBC」のNeto中心の動画を見つけましたので、ご紹介。



  2. スカウトのBrad Jones氏がACに就任しました。(Desert News より)

    前ACだったJeff Hornacek氏(現PHXのHC)が抜けたため、Jones氏がACに抜擢されました。Sydney Lowe氏、Michael Sanders氏(どちらもAC)と一緒にTyrone Corbin HCのサポートをしてくださいます。
    これを受けてCorbin HCのコメントがこちら。
    "I am very pleased with the basketball staff we have assembled, Brad is a talented, well-respected coach with a proven track-record of success who earned this promotion. I look forward to working with him more closely in his new, expanded role."
    また、スカウトではJones氏がACに就任したため、代わりにAlex Jensen氏(元Utah大学)が抜擢されました。現スカウトのJohnnie Bryant氏とともに担当します。フロント側の補強も整ったようで良かったです。

    ちなみに以前の投稿でもご紹介しましたが、Jerry Sloan氏も"Senior Basketball Adviser"に就任した他に、Karl Malone氏はビッグマンのコーチをしています。なるほど。
    (参考記事のおかげで、これまで意識していなかったUTAのフロント情報がかなり整理できました。とっても助かります。)