2013/11/25

第2回富士山マラソン

11/24(日)に第2回富士山マラソンに出走してきました。
世界文化遺産に登録されて初めての大会で、16,000人が参加してました。

スタートは9:00ですが、大会当日はとても冷え込み気温は1℃。トイレと荷物預かり所がとても混雑し、寒い中行列に並ぶハメになりました。
両方の行列に並び用を済ますと、スタート地点も人でぎっしり。このため、スタート地点のはるか後方でスタンバイ。
次回からは、なるべく家や宿、道中で用を済ませて現地へ向かった方が良いですね。 良い教訓となりました。

レースでは河口湖をグルりと廻るコース。河口湖は紅葉のピーク、かつ富士山もよく見える絶景の中を走るので、景色を楽しみながら走ることができました。また、スタートして間もなく、陽も照ってきたため、ちょうどよいコンディションの中で走ることができました。
15km地点までスタートで出遅れた分、渋滞に会い、自分のペースで走ることができませんでした。 一番元気な時間帯でここのタイム・ロスは勿体無いですが、大きい大会なら仕方ないよねと思うばかりです。しかし、レース後に妻が自分がスタート地点に出遅れたのが悪いとバッサリ。その通りでございます。
このレースの山場は何と言っても中間地点を越えてすぐの山登りだと思ってます。距離は長くはないのですが、傾斜があり、走って上るには大変です。私もほぼ競歩でした。
30kmの手前で、持参していたエネルギーゼリーも無くなり、自身もガス欠を感じ始めました。そんな時、給水所のカット・バナナって本当に助かります。昨年の千歳JALでは、チョコパンを食べて口の中がパッサパサになり大失敗だったので、他の食べ物には一切目が行きませんでした。以降の給水所ではエネルギー切れを恐れ、カット・バナナを食べまりました。
30km~33Km地点の道には、まだ陽が照っていないせいか、地面が凍結していて危なかったです。 実際に滑った方もいらっしゃったようです。その方は大事には至らなかったようで、良かったです。
終盤、残り5kmがとにかく辛かったです。太ももの裏と、ふくらはぎがパンパンで足が前に出ず苦しい状態で、何度ももう歩こうかなと考えたのですが、沿道で応援してくださる方々のおかげで、たくさんの元気をいただきました。ゴール地点には、妻と娘が待っていることもあり、必死で走り続けました。ラスト1kmでこれで終わりなんだと気が楽になりました。最後、応援してくれていた妻と娘に手を振りながら無事ゴール。
総括すると、やっぱりマラソンは楽しいです。一回のレースの中で様々な感動がありますね。次回はもっともっと精進して、タイムをより縮めたいです。

記録:


反省:
  • 絶対的な練習不足。3時間30分が目標だったのですが、遠く及ばず。太ももとふくらはぎの張りはフルマラソンを走るだけの筋力が足りていなかったのだと実感しました。次回の大会では、毎日走り込むつもりで出直してきます。
  • ゲストで有森裕子さんがいらっしゃたのですが、トイレと荷物預かり所の行列待ちのため、声は聞こえるものの、姿は見えず。あー、一目見たかったなぁ。。。
  • 帰り道は土日で紅葉を観に来られた方とバッティングし、大渋滞。家に着いたのが22時で娘もグッタリ。ごめんなさい、次の日休暇を取っていたのだから、もう一泊計画しとけばよかった。

2013/11/10

LAC vs MIA on November 7 , 2013

11/05のBKN戦後、BOS、CHIに続けて負けた結果、0勝6敗とタンク街道まっしぐらのUTAとは逆に、優勝候補チーム同士のLAC vs MIAの試合がBSで放送されたため、観戦しました。
オフにRedickとDudleyを加え、更にVDNに変わりDoc Riversを新HCとして迎え入れたLACがどのようなチームとなったのか、そしてMIA相手にどう戦っていくか、とっても興味があったので記事にしてまとめてみます。

観戦ポイント:
  1. MIAの最凶ウィング・コンビ(Wade , LeBron)に対するLACのディフェンス
  2. MIAのP&Rに対するハード・ヘッジをCP3がどう対処するか
  3. クラッチ・タイムはCP3頼りのLACのオフェンスをRivers HCはどう改善するのか
  4. Redick vs Ray様のイケメン・シューター対決
  5. Beasleyの出番はあるのか
総括:

前半はLACがMIAのお株を奪うディフェンスからのトランジション・オフェンスでMIAを苦しめ、60%と高いFG%を記録したMIAに対してリードを奪います。オフェンスではLACがRedick、MIAがRay様とイケメン・シューター陣が活躍していました。
後半になると、MIAのプレッシャー・ディフェンスのギアがあがりLACの得点を抑え、オフェンスではWadeがキレッキレのパフォーマンスで逆転し、一気に11点差まで突き放します。終盤、LACはCrawfordとGriffinが踏ん張り差を5点まで詰めますが、そこでゲーム終了となりました。
MIAはFast Break Pointsこそ4ptsでしたが、53.5%と試合全体を通して高いFG%を記録しました。キレッキレのWadeは29pts(FGM-A:13/22、FTM-A:3/4)の活躍で後半のMIAオフェンスを引っ張りました。また3Q終盤、LACの流れを断ち切ったBattierの連続チャージング奪取もお見事でした。LACは新加入のDudleyとMullensが連携ミスからバット・パスを連発し、無駄なTOが多かったのはいただけない。




感想:
  1. Barnesが欠場で優秀なディフェンダーのいないLACは、Wade , LeBronのディフェンスには手を焼きました。ただし、上述の通りMIAのFast Break Pointsはたった4ptsなので、その点はよく守ったのではないかと思います。
     
    • 基本的にLeBronにはDudley、終盤はGfiffinがマッチアップしていて、外はやられてもいいから中ではやらせないように間を空けて守っていました。LeBronのアウトサイド・シュートがそこまで入らなかったので、結果的にこの作戦は成功したと思います。しかし、Dudleyがベンチの時にGreenがLeBronをマークしたのですが、高さの差から間を詰めてディフェンスした結果、LeBronにかなりやられてしまいました。3Q終盤、LeBronの連続ptsでMIAが逆転した時もGreenがマークしていました。
       
    • 今日のWadeは相手が誰であろうと止められなかったのではないかと思うくらい好調で、ミドルレンジからよく決めていました。基本Redickがマッチアップしていましたが、そこまで悪くなかったと思います。
       
  2. CP3はMIAのハード・ヘッジに対して、P&RのスクリーナーのマークマンをBoshやHaslemよりもヘッジの上手くないAndersenとなるようにスクリーナーを動かし、Andersenに対して勝負を仕掛けていました。しかし、後半になってMIAのディフェンスのギアが上がると、CP3のサイドP&Rが何度もWチームで潰されていました。(Chalmers/Cole)と(Bosh/Haslem)のペアは本当にディフェンスの間合いやWチームを仕掛けるタイミングが絶妙で、前半9astだったCP3が後半はたった3astに終わったのは、相当苦しめられた証拠でしょう。
     
  3. そもそもシーズンが始まって6試合目で改善を求めたのは間違いでした。新加入メンバーの連携ミスが目立ったりと、まだまだ戦術面外でも課題は多そうです。PlayOffが近づく頃に、再度改善されているか確認したいと思います。
     
  4. RedickとRay様の二人とも素晴らしい活躍でした。二人ともペイントにドライブしてからの華麗なレイアップで魅了していました。特にRay様のJordanをかわしたあのWクラッチには痺れました。このお方、本当に38歳なのでしょうか。
     
  5. Beasleyの出番はありませんでした。う~ん、この。

2013/11/08

RS #4 : @ BKN on November 5, 2013

遂に始まった 2013 - 2014 シーズン。UTAは4試合目にアウェイでBKNと対戦しました。
試合前の時点でUTAは0勝3敗とフルタンク・モードのチームにふさわしい負けっぷりを発揮しています。
  • RS #1 : vs OKC => L 101 - 98 (BoxScore)
  • RS #2 : @ PHX => L 87 - 84 (BoxScore)
  • RS #3 : vs HOU => L 104 - 93 (BoxScore)
オフにPierce、KG、Jason Terryを加え、既存のDeron、JJ、Lopez兄と共にMIAやNYKに匹敵するスター軍団となったBKNに対して、若手中心のUTAは一度のリードも奪うことなく完敗を喫しました。
  • RS #4 : @ BKN => L 104 - 93 (BoxScore)



(感想)
  • Lopez兄の凄まじいパフォーマンス(27pts、FGM-A:11/13、FTM-A:7/9)は本人を褒めるべきなのでしょうが、UTAの適応力の無さも理由の一つではないでしょうか。前半あれだけLopezへボールを集めてたのだから、インサイドのヘルプを素早く収縮させたり、ダブル・チームを仕掛けたりできたと思います。しかし、ダブル・チームを仕掛けたのは点差が開きほぼガベージ・タイムと化した後半からでした。
  • BKNに何度もノーマークを作られてしまうディフェンスのローテーションの拙さも気がかりです。シーズンが進むにつれ改善されることを願います。
  • Burke以外にもEvans、Marvin、Biedrinsは怪我のため、出場はありませんでした。Rushも膝を怪我しているとのことでしたが試合には出ていました。ただし、この試合のRushは最悪でした。怪我の影響かどうか判りませんが、ボールが手に付いておらず、キャッチミスを連発。記録上は2TOですが、もっと多いイメージです。
    また、EvansとBiedrinsが出場していないことによって、インサイドの控えがGobertしかいません。このため、UTAの2ndユニットではRushやHarrisがPFポジションでした。BKNの2ndユニットでは、BlatcheやEvansがいるため、このマッチアップでも好き放題にやられていました。
  • BKNのようなサイズで優位なチームを相手にする場合、オフェンスでもディフェンスでも平面の勝負になるかと思いますが、UTAの平面のディフェンスはプレッシャー がほとんどかかっておらず、平面においてもBKNに負けているようにも思えました。
  • UTAはオフェンスにおいて自身でシュートをクリエイトできるのがHayward、Kanter、Burksの3人のようで、1on1やポストアップなどのとっても単調の得点パターンがほとんどで、セット・オフェンスらしきオフェンスはありませんでした。
    3人の内、Haywardの負担が大きく出場時間も多いので、この先怪我がないことを願うばかりです。
  • Tinsleyの3ptsが全く決まらず、Deronに間を空けられていました。なんとか1本決めますが(3PM-A:1/5)、ほぼ全ての局面でフリーの状態でしたので、もっと決めてほしいです。
    一方、Clarkの3pts(3PM-A:1/2)は安定感があり、期待できそうです。
  • Kanterはこの試合前、NOPのAnthony Davisと並び、OREBが平均6.0本とよく取っており、この試合でもサイズはあるけどリバウンドは強くないLopez相手にOREBを量産していました。OREBからセカンド・チャンスで得点してくれるKanterはとにかく頼もしい。
  • しかし、ポストアップからのアウトレット・パスはまだまだ改善の余地があります。ポストアップからボールをもらったKanterですが、ダブル・チームを引き連れてアウトサイドにパスを出しますが、出すパスが悪く、ボールマンがシュートを放つ前にディフェンスのチェックが間に合ってしまっていました。パスがきれいに通ると、シューター陣も楽にシュートを打て るのではないかと思います。
(P.S.)